先日、喜茂別の古民家「まるこ邸」の現地調査を行いました。
まるこ邸は、喜茂別の歴史や経済の発展に大きく貢献したクレード興農の創業者・丸子斉氏の住居として90年前に建てられた古民家です。
かつては、はなれに皇室関係者も滞在をするなど、迎賓館としても使用されていました。
しかし、当時の姿を残したままの建物は、断熱性能もほとんどなく、今のままでは冬季の使用は難しい状態です。
文化財としての価値の高いこの建物を後世に残し、喜茂別の歴史を伝えていくため、建物の断熱改修の依頼を頂きました。
「まるこ邸」に限らず、古民家が持つ魅力を残しつつ、新しい時代に即したものへと創造すること、
その地に根付いた文化や景色を保存することは、やがて地域の活性化にもつながります。
今後もプロジェクトの様子をSNSやブログで更新していきますので、是非チェックしていただけると嬉しいです。
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