以前に住宅を調査させていただいたときのお話です。
そこそこ歴史があったものの…
住宅の傾きもほとんどなく…
なかなかいい感じのたたずまい。
床下を確認すると
束基礎の下は「一斗缶」
ただ一斗缶にコンクリートを流し込んだもので住宅が支えられておりました。
これでは大きな地震がくれば、すぐに家が崩れてしまいますね。
調査日のつい最近まで、売主さんが住んでおられたとお聞きしましたが、とても怖い話です。
強く印象に残る、今でも忘れられない調査になりました。
まれに中古住宅を購入してから、ご相談に来てくださる方がおられますが、
このような事例もございます。
ご契約の前には、できれば調査を行わせてください。
これは、リノベーションのプランニングよりも、大切なことだと考えております。