週末のリノカフェでお客様がこんなことを言ってくださいました。
「谷川さん。私たちの家がリノベーションできるまで、関西に帰らないでくださいね。」
とても嬉しい言葉でした。
もちろんそんな中途半端なことをするつもりはございませんが、
今日は地元関西から札幌に行こうと決心したきっかけを少しお話させていただきます。
作家の喜多川 泰 先生をご存知の方はおられるでしょうか。
年末に「また会おうと必ず誰もが言った」という映画も公開されていた原作者の作家さんです。
写真にございます「手紙屋」という一冊の本との出会いが、私の仕事に対する価値観を変えてくれるきっかけになりました。
「今、目の前にあるものに全力で生きること。」
いつも、どこか逃げ道をつくって自分が好きになれなかった時期が私にはありましたが
この本をきっかけに私は会社を辞め、札幌に行く決断をすることになったのです。
去年の9月に喜多川先生が札幌に来られました際、直接お会いさせていただきました。
本が自分を変えてくれたこと。そして自分が好きになれたことをお伝えして、お礼をすることができました。
すると先生は私に色紙にサインをして、ありがい言葉をくださいました。
「勢いよく回るコマのような安定した人生を。」
「もう私と谷川さんは今日から友達です。」とありがたい言葉と共に
よくお客様に、谷川さんはどうしてそんなに仕事するのですか?と聞かれるのですが
とくに理由はありません。
ただ自分のことを好きでいられる人生でありたい。
ナルシストではなく、そのほうが楽しい毎日を送れると実感しています。
いつもお会いさせていただくお客様は、幸せそうで素敵な方ばかりです。
変化を探しておられる方は少ないのかもしれませんが、また自分に影響を与えてくれた
喜多川先生の他の作品も、皆さまにもご紹介させていただきたいとおもいます。