有名な人気のラーメン屋さん「北山龍」でお昼ごはんを食べました。
よく食べログなどで、その高い評価を見ていたお店
以前から今日の日を楽しみにしていました。
初めて入るお店では、だいたい「どれが人気のラーメンなのですか?」とオーナーにお聞きするのですが、今日のオーナーの答えは少し違いました。
「全部 美味しいです。」
(苦笑)「そりゃそーですよね。 失礼いたしました。」
たいていのお店なら、人気メニューを教えてもらえるので助かったりもするのですが、よほどの自信がないと「全部美味しいからお好きなラーメンを頼んでください。」なんて言えないものだと思います。
(もし人気でないメニューを注文されて、次来なかったらどうしよう。。)
なんて、オーナーならそう思っても不思議ではありません。
過去に札幌の美味しいラーメンを紹介する本の表紙になったという篠崎さん
ラーメン屋さんでは珍しい女性のオーナーです。
表紙のままの笑顔でいろいろお話してくださいました。
ラーメンはもちろん美味しかったのですが、あまったスープで“おじや”を作ってくださいます。
「あ~ これ 太っちゃうな。。」と、確信しながらも食べたくなるほどスープも美味しかったです。
お話の最中も、ずっとラーメンをつくる姿を見ていたのですが。。
オーナーは毎回ラーメンのスープを味見しておられました。
15年のあいだ、何千、何万回と作ってきたラーメンも、まるで “はじめてのように”作る。
その心が長年、お客様のお腹と心を満たし続けてきた秘訣なのかもしれません。
人気が出て 評価もあがって 多くの人に必要とされた時こそ「この姿勢」
私も見習いたい。
そう思ってオーナーに挨拶してお店をあとにしました。