セオリーに背を向け南側に配置された本棚は、お客様の大切な本を日焼けから守るためでした。
「ゆるい光の中で、こじんまりと暮らしていく」
新しい発想にたくさん感動していただいたRENOCAFE【秘密基地】は、2014年の〆にふさわしいお住まいになりました。
ランダムに配置された窓が、棚を縫うように配置されています。
「まるで水族館ですね。」とおっしゃるお客様の発想に脱帽でした。
奥様の夢だったお皿集めが、これからはじまります。
採光のために設けた床ルーバーがホールを美しく演出してくれました。
土地の売主さんが、20年ほど前から売りたかった土地に申し込みが入らなかったのは、敷地の間口が7.2mという細長さだったかもしれません。
いわゆる京都の町家「うなぎの寝床」です。
お住まいが完成したことで、お施主様をはじめ、不動産の売主さんや悩んでいた担当者さん
そして、リノカフェで感動していただいた皆さまなど、20年間眠っていた土地に夢と感動が生まれました。
仕事 冥利につきます。